当院研修医OBの瀬堂川先生による特別レクチャー

こんにちは2年次研修医の澤田です。 みなさんお元気でしょうか。 
私は先日までハワイ研修から帰国したばかりで時差ボケにやられております…。 
ハワイ研修についてはまた後日おそらく澤田、小林それぞれが記事にするのでお楽しみに! 

さて、6月上旬にゲリラ的に決まったイベントがありました。 
そうです!上記タイトルにある瀬堂川先生による特別レクチャーです!

現在、洛和会丸太町病院 救急総合診療科で勤務されている、 
瀨堂川 拓先生にお越しいただき教育レクチャーをしていただきました。 
研修医時代には多くの伝説を残した、当院研修医OBの先生です!
瀬堂川先生は去年、月2回程度当院ERの助勤にきていただいていており、
2年生はERで様々なことを教えていただきお世話になっていました。

約4時間のレクチャー。
前半は、ERで、瀬堂川先生が患者さんに協力いただき実際に診療しているところを見学。 
主訴は、浮腫。 
研修医は、どんな疾患・病態を考えて、どのように話を聞き情報を得るかのコツや、 観察している動きや身体診察のコツを所々解説、いただきつつ見学しました。 
今後に使える考え方やテクニックやコツを教わりました。 
<一部澤田のメモを参考程度に載せておきます> 
・問診90%、身体診察10%、検査1%
・浮腫→心臓・腎臓・肝臓・甲状腺・薬剤 ・透析の人の顔 
・タバコはオーバーめに聞くと過小評価を防げる 
・既往歴の外傷や、目・耳の疾患は分かりにくいから聞きに行く 
・心音 頻度の多いものから聞き取れるように! 
・時間のマネジメント 
・とにかく気になったら聞く、裏をしっかり取る 
(わからなかったら自分で家族や施設などに電話してでも聞く!)    など
後半は、カンファ室で前半の症例を振り返りの後に、
 ”実力アップにつながる糸病研修~今日からできる7rules~” 糸魚川研修免許皆伝 
のタイトルで先生が糸魚川で研修した経緯から、初期臨床研修中に意識されていたことや使っている手法、勉強の指針を7rulesとして教えていただきました。 
中でも自分が意識したいと思えたのは文献を読む習慣づけと型を作ることです。 1つずつ習慣にしていけるように努めたいと思います。

前日には先生と糸魚川で呑むこともでき、
先生の明るいキャラ、人柄の良さを知ることができ、改めて尊敬できる先輩だと思いました。
瀬堂川先生ありがとうございました! 教わったことを意識して、
成長した姿を見せれるように、”糸魚川研修免許皆伝”に到達できるよう頑張ります!
京都遊びに行きます!
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