2025年度教育イベント① 「糸魚川で研修するということ」 瀬堂川 拓 先生 (県央基幹病院)

 1年目研修医 賀集です。

随分時間が経ってしまいましたが、5/10 (土曜日) に行われた本年度初の研修医教育イベントについて紹介します。講師の瀬堂川先生は2021年3月に当院で初期研修を修了され、現在は新潟県央基幹病院の救急科で勤務されています。

前半は瀬堂川先生に研修医のER診療 (患者1名 主訴: めまい) を見学して頂き、アドバイスをしていただくという流れでした。めまいについてだけでなく、"治療に影響を与える身体診察はデフォルトでとる"や、おくすり手帳、予診票の役立て方など様々なテーマでお話ししてくださり、大変参考になりました。また、MRIについてのミニレクチャーでは、画像の種類ごとに原理から理解することの重要性を再認識しました。

後半は「実力アップにつながる糸病研修」と題して、当院での有意義な研修の行い方を話していただきました。特にER総合外来研修の取り組み方や、1/10の法則 (給料の10分の1を文献に使う) などすぐに実践できそうなものが多かったです。(1/10の法則は今の自分には厳しいですが…)

貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

当院では、このようなイベントが定期的に開催されていますので、興味のある医学生は当院ホームページやインスタ (アカウント名: 糸魚川総合病院 研修医) など確認してみてください。

Learning is the only thing the mind never exhausts, never fears, and never regrets.
 (Leonardo da Vinci) 
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