獨協総診とのつながり① 2025年度のレクチャー編
獨協医科大学病院 総合診療科で1ヶ月間研修してきたので、それについて紹介する前に、昨年度に当院、上越総合病院で受けた獨協医科大学の先生方によるレクチャーの様子から説明する。(書こうと思っていたものの清算)
2025年12月19日に糸魚川で志水太郎教授による居酒屋勉強会が開催された。前半は獨協総診や最近の総診についての動向などのお話をお聞きした。後半は症例検討で、自分が救外で診察した高齢男性の発熱、頸部痛の症例を提示し、臨床推論形式で進めつつ、不明熱についてや頸部の身体診察についてミニレクチャーがあった。自分は症例を出す担当で、どこまで情報を出すかなど気にすることが多く、緊張状態が続いていたが、志水先生の溢れる知識と解説で大変勉強になった。
翌12月20日は上越総合病院で行われた不識庵の教育イベント「志水太郎先生の教育レクチャー」に参加した。上越総合病院の研修医に症例を提示していただき、20名くらいの研修医がグループに分かれ鑑別や検査などを考えディスカッションする流れだった。主訴、年齢を見て何を考えるかから始まり、志水先生のmnemonicであるMEDICINEを利用した鑑別の挙げ方やどのように絞り込んでいくかなど、参考になったし、他の研修医の皆さんと考えられたのも良かった。
2026年2月14日には原田侑典准教授による糸魚川での教育イベント「原田侑典先生の教育レクチャー」が行われた。前半は救外を受診された主訴 転倒の高齢女性の問診、身体診察を原田先生に見ていただきながら行い、その場で都度フィードバックをいただいた。後半は「知識を習得するためには」と題して座談会兼質問会を行った。古今東西、研修医の悩み、不安は尽きないわけだが、様々親身にアドバイスを戴き、少しは靄が晴れたように思った。
このように獨協総診の先生方に糸魚川・上越まで来ていただくイベントは年に複数回開催されており、それぞれ臨床推論、レクチャー、座談会などバラエティに富んだ企画となっている。このような機会が準備されていることに感謝したいし、今年度も参加していくつもりである。
実際、獨協総診でどのような外来診療、入院管理、教育が行われているのか大変興味があったので、1ヶ月間、獨協で研修することにした。そもそも糸魚川に来た理由の一つが獨協総診で研修できることであったので自然な流れかと思う。(実際のところ、昨年9月に一度見学には伺い、雰囲気は軽く掴んだ上での研修であったが)
後編で獨協総診での研修について振り返りたい。