2か月間の外科研修を振り返って
糸魚川の外科の特徴と学んだことをシェアしようと思います。
まず、糸総の外科といえば、「研修医のための外科の診かた、働きかた」羊土社の著者、山岸院長先生がいらっしゃいます。この本は先生が長年、書き溜めたものを著書にしたもので、術前、周術期を含めた外科のエッセンスが詰まっています。この山岸先生によるミニレクチャーはとても勉強になります。
また、外科部長の澤田先生は、新潟県でも数少ない肝胆膵の高度技能専門医であると同時に、臨床研修担当の先生です。内科志望の僕にも様々なことに挑戦させてくださり、とてもありがたかったです。周術期における患者さんの診るべきポイント、問題点の把握と患者さんそれぞれへのゴールの設定、輸液の管理等、様々なことを教わりました。
↑の画像は手術に参加させていただいときの画像です。
粗相がないように冷や汗をかきながらではありましたが、内科志望の人間としては、2度とこのような体験ができないだろう、しかしだからこそ一生懸命取り組もうという気持ちで臨んだ手術でした。この経験は一生ものになりました。